簿記は、会社や個人商店の日々の取引を記録します。利益はどれくらいあるのか、財産や借金はどれくらいあるのかを数字で表すことにより、経営状態が一目で把握できるすぐれた手法です。ですから、あらゆるビジネスシーンで簿記は不可欠なのです。いくらコンピュータ万能の世の中になっても、その数字を読み取るのは人間ですから、より高いレベルの資格取得者が求められるのはいうまでもありません。
簿記検定試験には、日商(日本商工会議所主催)と全商(全国商業高等学校協会主催)、全経(全国経理学校協会主催)の3種類があります。このうち最も権威のある検定試験は、日商簿記検定といわれ、就職や仕事に活かすには2級以上を取得しましょう。1級合格者は、税理士試験の受験資格が与えられます(現在では全経上級合格者も同様)。能力があること、仕事ができることを資格が証明してくれるのですから、就職、転職を考え、履歴書を書く際にはぜひ、記入できるよう取得したいものです。
| 受験資格 | 年齢・性別・学歴に関係なく、誰でも受験できます。 |
| 試験内容 | 3級:商業簿記(2時間) 2級:商業簿記・工業簿記(2時間) 1級:商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算(3時間) |
| 試験日 | 年3回実施:2月第4日曜日(1級試験は実施されません)/6月第2日曜日/11月第3日曜日 |
| 申込方法 | 試験日の約2カ月前に各地商工会議所に申込みます。 |
| 試験地 | 全国各地商工会議所が指定する会場 |
| 合格基準 | 100点満点で70点以上で合格。 ただし、1級は1科目でも40%に満たない科目があると不合格。 |
| 合格発表 | 3級・2級は、受験地の各地商工会議所に掲示。1級はハガキにより合否を通知 |
| 問い合わせ | 日本商工会議所 TEL.03-5777-8600 http://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/ |