行政書士とは
- 身近な法律専門家として、
多様な活躍の場がある -
何か事業を始める際には、関係する役所での手続きが必要ですが、その法律手続きは非常に複雑で、専門知識が求められることが多くあります。行政書士は、こうした書類の作成や届出の代行を行う専門職です。
その業務範囲は非常に広く、一般の方が想像する以上に多岐にわたります。さらに、近年では書類作成にとどまらず、法律コンサルタントとしての役割も増しており、そのニーズはますます高まっています。
行政書士の主な仕事
申請書の作成・提出手続き代行
労働社会保険諸法令に基づき、行政機関に提出するさまざまな申請書や届出書などの書類作成や提出の代行を行います。
会社が従業員を雇入れしたとき、ハローワークに雇用保険加入手続きを事業主に代わって行います。
事業所に備えつける帳簿書類の作成
法令によって事業所内に備えつけることが義務づけられている帳簿書類(賃金台帳や労働者名簿など)の作成を行います。
賃金台帳、労働者名簿等の作成、又就業規則の作成を事業主に代わって行い、役所に提出(10人以上の労働者を使用する事業主の場合)。
労働管理全般のコンサルティング業務
賃金管理や人事考課、労働時間、職場の安全・衛生管理などの労務管理全般について、適切な指導やアドバイスを行います。社会保険労務士の活躍がもっとも期待される分野です。
銀行等で開かれる、年金相談会で年金に関する問題について相談にのり、指導する。