中小企業診断士とは
- ビジネスマンに根強い人気、その理由とは
幅広いビジネス知識、
経営戦略のナレッジ
NIKKEIリスキリングが2023年に実施した調査では、日商簿記、TOEICを抑えて1位の人気資格、中小企業診断士。学習する範囲が幅広く、あらゆる職種で実務に活用できる内容が豊富です。
簿記に通ずるような財務・会計の領域から、契約にまつわる経営法務、ITに関する経営情報システムなど全7科目で構成されます。
ビジネスで実際に必要とされる実務知識に加え、マーケティング理論にも触れる中小企業診断士は全ビジネスマンにとって必要なナレッジと言えます。
経営コンサルタント、
独立開業など幅広い選択肢
中小企業診断士には法律で定められた独占業務は存在しません。
中小企業が抱える多様な課題を「会計」「法務」「情報システム」など多面的にコンサルティングすることができるのが中小企業診断士の魅力です。活躍のフィールドも企業に属して働く場合や、独立開業をし個人として働くなど幅広い選択肢があります。
忙しい社会人の味方、
科目合格制度
幅広い活躍機会と学習範囲が魅力の一方、試験の対策が難しい中小企業診断士。ですが、全ての科目に一発で合格できなくても「科目合格」と呼ばれる一次試験の免除制度があります。
1次試験の7科目のうち合格点に達したものは「3年間」科目合格となり、その間に7科目の合格を果たせば1次試験合格となり2次試験を受験することができます。科目合格制度を活かした受験プランなど、学習の戦略も重要になります。