私が公務員試験の勉強を開始したのは、1月からです。当時、私は会社に勤めており、民間企業に比べて地域のより多くの方の役に立てるという点に魅力を感じたのが、公務員を目指し始めたきっかけでした。インターネット等で公務員試験について情報を調べてみると、「合格までにおおよそ半年から1年程度の勉強時間が必要」と書かれているサイトも少なくなく、3月いっぱいまで当時の職場に勤める事が決まっていた私は、「ゆっくり・丁寧な授業」方式ではとても本番の試験に間に合わないと感じ、「空いた時間に自分のペースで勉強できるオンデマンド授業」方式の大栄ゆめタウン呉校で公務員試験の勉強をする事を決めました。
会社に勤めていた3月までは、土日に、大栄ゆめタウン呉校に通いオンデマンド授業を視聴して予習及び先週勉強したことの復習を行いました。退職に伴い本格的に勉強を始めた4月からは、平日は、大栄に一日中在席してオンデマンド授業による予習を、休日は、テキストを見て平日に勉強したことの復習を、という風に勉強を行いました。授業を視聴する際は、倍速で視聴し、1回見て分からなかったところは、動画を一時停止してテキストをじっくり読んだり、何度も繰り返し視聴したりしました。倍速での視聴は、最初は速く感じても意外と慣れてくるので、私にとっては、「限られた少ない時間の中で、多くの勉強ができた」という点で、合格の大きな要因の1つとなりました。また、大栄に入校の際、学習のスケジュール表をいただき、それに沿って学習する事で、計画的に勉強を進める事ができました。
退職してから約3か月後の6月25日に第一志望の広島市職員採用試験がありました。正直、試験範囲の全てを勉強する事は出来ませんでしたが、公務員試験は「満点を目指す試験ではなく、おおよそ6割取れれば合格」と教えられていたので、「得意科目は難しい問題でも諦めずにしっかりと解答を導き出す。苦手科目や勉強が不十分だった科目は1つでも誤った選択肢を消去して正答に近づける。」という事に注力して試験に臨みました。公務員試験の問題は、選択肢1つ1つも文章が長く疲れる問題が多いですが、投げやりにならず誤った選択肢を1つでも多く消去していけば、後は得意科目でしっかりと得点する事で、合格ラインには届く、と私は思います。
二次試験・三次試験は「面接・論文記述・集団討論」試験でした。特に二次試験については、一次試験から2週間程度しか期間がありませんでしたが、以前から「二次試験の対策は早めにしておいた方が良い。」と教えられていて、大栄の先生方から何度も面接練習等の機会を設けて下さっていたので、全く焦りませんでした。面接試験で気を付ける事に対するオンデマンド授業もあり、本番直前に繰り返し視聴する事で、しっかりと礼儀作法について対策できました。本番の面接試験では、練習の際に教えていただいた「「軸」を決めて、一貫性を保って話す」という事に気を付けました。ただ単純に質問に答えるのではなく、例えば、「自分の強みは「計画的に物事を進められる」」という軸を自分の中で1つ決めておいて、「今までで頑張った事は？」と聞かれれば、予め自分が決めておいた軸が活かされた経験・エピソードを話し、「自分の性格は、周りからどのように見られますか？」と聞かれれば、その軸から連想される性格を答え、また「自分の短所は？」、「尊敬する人は？」という質問に対しては、自分の軸から考えられる短所(例えば、計画的にいつも動くことで、突発的な出来事への対処が苦手等)を話したり、その短所を補っている身近な人物を尊敬する人として挙げたりして、一貫性のある質疑応答を行いました。また、「笑顔で・大きな声で・ゆっくりと」と面接会場に入るまで自分に言い聞かせて試験に臨みました。
公務員試験勉強を開始してから合格までの数か月間を振り返って、しんどくてめげそうな時期もありましたが、大栄に通って他の生徒の頑張っている姿を見る事で、自分も頑張ろうという気持ちになり、乗り切る事が出来ました。
大栄ゆめタウン呉校及び大手町校の先生方には、面接試験の練習や論文添削をはじめ、第一志望以外の試験日程の紹介、申し込みの方法など、様々な点で大栄の先生方にサポートしていただき、勉強だけに集中する事が出来ました。また、ゆめタウン呉校はショッピングモール内にあり、食事する場所や本屋も近くにある事で、非常に勉強しやすい環境でした。私のような、公務員を目指す中で「自分のペースで・勉強に集中したい」という点に重きをおいている方には、大栄ゆめタウン呉校は最適な環境だと思います。